マウスピース矯正 インビザライン講習会にて

   

昨日、インビザラインというマウスピース型の矯正治療装置の講習会に参加してきました!


当院で使用している装置としてホームページにもマウスピースを載せていますから、強い希望があればもちろんやりますが、基本姿勢としては治療開始時にはお勧めしないということを再認識しました


自分の治療でマウスピースを使用する基準は、

「治療後のわずかな後戻り」あるいは「金属アレルギーがある」という場合です。


治療後のわずかな後戻りには相当数の患者さんに使用したと思いますが、きちんと使用してもらえれば大抵は治ります。

ただし、かなり装着したときに痛いらしいので、最近ではシンプルリンガルブラケットを用いて簡単な後戻りには対応することが増えました!

どうみても、こちらのほうが早く確実に痛くなく復活できるので良いと思います!!


ところで、マウスピース型の矯正装置は極めて簡単な症例だと治りますが、この場合でも治療期間がかなりかかります

ブラケットを装着したら確実に半年以内で治療終了できるような簡単な症例を、長い治療期間をかけることにメリットをどれだけ感じられるかの問題でしょう!!


難しい症例では、歯の表面にポッチのような付加的な装置をつけたり、ブラケット装置と併用したりすることで難症例でも治せないわけではありません

この場合の欠点は治療期間がかなり長くなることでしょう

表側・裏側に関わらず、ブラケットを装着する治療なら簡単に治せるものを、長い期間かけて、さらに途中ブラケットをつけないとうまく治せないような場合もあるのです。


結局、ブラケットをつけるのなら、最初から短期間で治療を終えていたほうがいいのでは?


早く・痛くなく・目立たずを実現しながら、いかにシンプルに治すかを目標にしているので、どうもマウスピースの治療は、自分にとっては本末転倒な治療法に思えてしまいます。


自分の矯正医としての考え方なので、マウスピースの治療を否定するものではありません汗

もちろん、強い御希望があれば、当院でもマウスピースでも治療はいたしますが・・・



銀座EAST矯正歯科:https://www.ginza-east.com/

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